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吹奏楽のための「東海道四谷怪談」

吹奏楽のための「東海道四谷怪談」

HCB-246
11,000(税込)

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  • 吹奏楽のための「東海道四谷怪談」

作曲:沢田完


・内容:スコア・パート譜一式
・演奏時間:約8分
・発売日:2024年3月17日
・グレード:4
★スコア単体販売あり

編成


Piccolo
Flute 1,2
Oboe
Bassoon

B♭ Clarinet 1,2,3
B♭ Bass Clarinet

E♭ Alto Saxophone 1,2
B♭ Tenor Saxophone
E♭ Baritone Saxophone

B♭ Trumpet 1,2,3

F Horn 1,2
Trombone 1,2,3
Euphonium
Tuba


String Bass


Timpani
 

Percussion 1 (Claves Finger/Cymbals/Tam tam/Guiro/Cymbals/Vibraslap/Snare Drum)

Percussion 2 (4 Pitched Tom/Tubularbells/Bongo/Tam tam/Snare Drum)

Percussion 3 (Bass Drum/Tam tam/Sleigh Bells)

Percussion 4 (Frusta/Marimba/Tubularbells/Tam tam/Glockenspiel/Temple Block/Xylophone)

Percussion 5 (Vibraphone/Xylophone/Tubularbells)
 

作品解説


 「現代音楽に於ける無調性、不協和音、複雑な変拍子、特殊奏法、難解な旋律、といった要素がいかにしてエンターテイメントになりえるか?」

 学生時代から僕がずっとテーマにして来た事だ。バルトークやベルク、ブーレーズの曲を聴きながら、この面白さをどうすれば一般の人が興味を持てるテーマと結びつけられるのか、そんな事ばかり考えてきた。

 勿論同じ事を考えた作曲家はいるだろうけど、知る限り成功例を知らない。敢えて上げればストラヴィンスキーの「春の祭典」なのかもしれないが、「春の祭典」以降続いていないのかと思うとちょっと寂しい。難しい物をわかりやすく楽しくするというのは、困難な事だが価値のある事だと思うから。

 10年ほど前たまたま歌舞伎「東海道四谷怪談」を観て、この復讐劇に内在する情念、憎悪、悲哀といった精神世界は、現代音楽的な書法にピッタリではないかと直感した。以来、管弦楽、合唱曲、吹奏楽、室内楽、どれが相応しいのか模索してきた。

 この度”吹奏楽の最先端に挑戦している"バンド維新から委嘱していただき、真っ先に「東海道四谷怪談」を曲にしようと思った。ダークなテーマにも関わらず積極的に取り組んでくれた学生さん、先生方には頭が上がらない。吹奏楽の世界に新たな一石を投じられたら、と願っている。

(沢田完)

 

演奏動画(YouTube)


バンド維新2024 「吹奏楽のための「東海道四谷怪談」」
【演奏】浜松中学生吹奏楽団

作曲:沢田完


・内容:スコア・パート譜一式
・演奏時間:約8分
・発売日:2024年3月17日
・グレード:4
★スコア単体販売あり

編成


Piccolo
Flute 1,2
Oboe
Bassoon

B♭ Clarinet 1,2,3
B♭ Bass Clarinet

E♭ Alto Saxophone 1,2
B♭ Tenor Saxophone
E♭ Baritone Saxophone

B♭ Trumpet 1,2,3

F Horn 1,2
Trombone 1,2,3
Euphonium
Tuba


String Bass


Timpani
 

Percussion 1 (Claves Finger/Cymbals/Tam tam/Guiro/Cymbals/Vibraslap/Snare Drum)

Percussion 2 (4 Pitched Tom/Tubularbells/Bongo/Tam tam/Snare Drum)

Percussion 3 (Bass Drum/Tam tam/Sleigh Bells)

Percussion 4 (Frusta/Marimba/Tubularbells/Tam tam/Glockenspiel/Temple Block/Xylophone)

Percussion 5 (Vibraphone/Xylophone/Tubularbells)


作品解説


 「現代音楽に於ける無調性、不協和音、複雑な変拍子、特殊奏法、難解な旋律、といった要素がいかにしてエンターテイメントになりえるか?」

 学生時代から僕がずっとテーマにして来た事だ。バルトークやベルク、ブーレーズの曲を聴きながら、この面白さをどうすれば一般の人が興味を持てるテーマと結びつけられるのか、そんな事ばかり考えてきた。

 勿論同じ事を考えた作曲家はいるだろうけど、知る限り成功例を知らない。敢えて上げればストラヴィンスキーの「春の祭典」なのかもしれないが、「春の祭典」以降続いていないのかと思うとちょっと寂しい。難しい物をわかりやすく楽しくするというのは、困難な事だが価値のある事だと思うから。

 10年ほど前たまたま歌舞伎「東海道四谷怪談」を観て、この復讐劇に内在する情念、憎悪、悲哀といった精神世界は、現代音楽的な書法にピッタリではないかと直感した。以来、管弦楽、合唱曲、吹奏楽、室内楽、どれが相応しいのか模索してきた。

 この度”吹奏楽の最先端に挑戦している"バンド維新から委嘱していただき、真っ先に「東海道四谷怪談」を曲にしようと思った。ダークなテーマにも関わらず積極的に取り組んでくれた学生さん、先生方には頭が上がらない。吹奏楽の世界に新たな一石を投じられたら、と願っている。

(沢田完)

演奏動画(YouTube)


バンド維新2024 「吹奏楽のための「東海道四谷怪談」」
【演奏】浜松中学生吹奏楽団