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秘儀VI〈ヘキサグラム〉より I・III・V フレキシブル編成版

秘儀VI〈ヘキサグラム〉より I・III・V フレキシブル編成版

HCB-245
11,000(税込)

数量

  • 秘儀VI〈ヘキサグラム〉より I・III・V フレキシブル編成版

作曲:西村朗
編曲:中橋愛生


・内容:スコア・パート譜一式
・演奏時間

I:約4分
III:約2分
V:約2分30秒

・発売日:2024年3月17日
・グレード:4
★スコア単体販売あり
★金管六重奏版はこちら

編成


Part 1 in C (Flute)
Part 1 in C (Oboe)
Part 1 in B♭ (Clarinet, Soprano Saxophone, Trumpet)

Part 2 in B♭ (Clarinet, Soprano Saxophone, Trumpet)
Part 2 in E♭ (Alto Saxophone)

Part 3 in B♭ (Clarinet, Trumpet)
Part 3 in E♭ (Alto Saxophone)

Part 4 in E♭ (Alto Clarinet, Alto Saxophone)
Part 4 in B♭ (Bass Clarinet, Tenor Saxophone)
Part 4 in F (French Horn)

Part 5 in B♭ (Bass Clarinet, Tenor Saxophone)
Part 5 in C (Bassoon, Trombone)
 

Part 6 in B♭ (Bass Clarinet)
Part 6 in E♭ (Baritone Saxophone)
Part 6 in C (Bassoon, Euphonium)
 

Part 7 in B♭ (Bass Clarinet)
Part 7 in E♭ (Baritone Saxophone)
Part 7 in C (Bassoon)
Part 7 in C (Tuba)

String Bass (option)
 

Percussion(option)

1(Tam tam/Conga/Timpani)
2(Tubularbells/Bongo/Snare Drum)
3(Gran Cassa/Suspended Cymbal/Tom tom)

作品解説


 「秘儀VI」は元々は金管六重奏のために作られたものです。本来「秘儀」は吹奏楽編成のための楽曲に付けられたシリーズ名ですが、この「VI」だけがそうではないため、吹奏楽でも演奏可能なようにすることを生前の西村先生は望んでいました。そこで「バンド維新2024」のために西村先生の指名により私が吹奏楽編成に編曲することとなりました。当初は全6曲のなかから抜粋・再構成する案もあったのですが、「バンド維新」用には第1・3・5曲を編曲、残る第2・4・6曲は別途編曲し、全曲の吹奏楽版を作成することにしました。
 編成は「秘儀II」と同様に「管楽器の選択設定が自由な7つのパートと、金属打楽器と膜質打楽器を中心とした3奏者による打楽器アンサンブル」という、いわゆるフレキシブル編成となっています。これは、元が金管アンサンブルという同質性の高い音色による室内楽であったため、特定の音色を想定することにそれほどの意味がないとして西村先生より指示されたものです。しかし、「楽器の選択が自由」ということは「可能性のあるどのような楽器の組み合わせであっても演奏可能でなければならない」ということでもあります。
 それを、原曲より1パート増やし部分的に重複させることで可能としました。原曲が「6」という数字に強い拘りがあることを懸念したのですが、西村先生は「吹奏楽編成にした時点でその意義は失われているので構わない」と生前に許容されました。1パート増えたことである程度の音の分散も行われており、奏者の負担が軽減されると同時に、多様な音色変化が期待できるように編曲されています。
 打楽器パートは完成後に西村先生に見ていただく予定だったのですが、それは叶いませんでした。が、生前の西村先生が私の考えに反対されたことは一度も無かったので、今回も許してくださるものと信じています。

【演奏に際して】
 オプションとしてコントラバスと打楽器3パートを含むパート1から7までのフレキシブル編成で編曲されています。
 各パートにつき最低1奏者ずついれば演奏可能なようになっていて、最少で7奏者から演奏できます。小編成・大編成の吹奏楽はもちろんのこと、クラリネット七重奏、サクソフォーン七重奏などの同属アンサンブル、木管金管混成の室内楽でも演奏可能です。金管アンサンブルで演奏することも一応は可能ですが、原曲の六重奏とは異なる声部配分・楽器割当となっていますので、金管楽器のみで演奏する場合は原曲版の使用を推奨します。
 オプションの打楽器は無くても演奏可能です。もし加える場合、第3曲「ホケット」に関しては3パートとも用いることを推奨します。3奏者を揃えることができない場合、第3曲は打楽器なしで演奏してください。
 原曲が金管楽器での演奏を想定しているため、この編曲では木管楽器に困難なタンギングが要求されています。技術的に難しい場合、適度に音を間引く、延ばしに変更する(替指トリルやビスビリャンド・トリルの併用を推奨)などで対処してください。
(中橋愛生)

演奏動画(YouTube)


バンド維新2024「秘儀Ⅵ<ヘキサグラム>よりⅠ・III・V」
【演奏】浜松聖星高等学校吹奏楽部

作曲:西村朗
編曲:中橋愛生


・内容:スコア(A4サイズ)
・演奏時間 I:約4分 III:約2分 V:約2分30秒
・発売日:2024年3月17日
・グレード:4

★スコア単体販売あり
★金管六重奏版はこちら

編成


Part 1 in C (Flute)
Part 1 in C (Oboe)
Part 1 in B♭ (Clarinet, Soprano Saxophone, Trumpet)

Part 2 in B♭ (Clarinet, Soprano Saxophone, Trumpet)
Part 2 in E♭ (Alto Saxophone)

Part 3 in B♭ (Clarinet, Trumpet)
Part 3 in E♭ (Alto Saxophone)

Part 4 in E♭ (Alto Clarinet, Alto Saxophone)
Part 4 in B♭ (Bass Clarinet, Tenor Saxophone)
Part 4 in F (French Horn)

Part 5 in B♭ (Bass Clarinet, Tenor Saxophone)
Part 5 in C (Bassoon, Trombone)

Part 6 in B♭ (Bass Clarinet)
Part 6 in E♭ (Baritone Saxophone)
Part 6 in C (Bassoon, Euphonium)

Part 7 in B♭ (Bass Clarinet)
Part 7 in E♭ (Baritone Saxophone)
Part 7 in C (Bassoon)
Part 7 in C (Tuba)

String Bass (option)

Percussion(option)

1(Tam tam/Conga/Timpani)
2(Tubularbells/Bongo/Snare Drum)
3(Gran Cassa/Suspended Cymbal/Tom tom)

作品解説

 「秘儀VI」は元々は金管六重奏のために作られたものです。本来「秘儀」は吹奏楽編成のための楽曲に付けられたシリーズ名ですが、この「VI」だけがそうではないため、吹奏楽でも演奏可能なようにすることを生前の西村先生は望んでいました。そこで「バンド維新2024」のために西村先生の指名により私が吹奏楽編成に編曲することとなりました。当初は全6曲のなかから抜粋・再構成する案もあったのですが、「バンド維新」用には第1・3・5曲を編曲、残る第2・4・6曲は別途編曲し、全曲の吹奏楽版を作成することにしました。
 編成は「秘儀II」と同様に「管楽器の選択設定が自由な7つのパートと、金属打楽器と膜質打楽器を中心とした3奏者による打楽器アンサンブル」という、いわゆるフレキシブル編成となっています。これは、元が金管アンサンブルという同質性の高い音色による室内楽であったため、特定の音色を想定することにそれほどの意味がないとして西村先生より指示されたものです。しかし、「楽器の選択が自由」ということは「可能性のあるどのような楽器の組み合わせであっても演奏可能でなければならない」ということでもあります。
 それを、原曲より1パート増やし部分的に重複させることで可能としました。原曲が「6」という数字に強い拘りがあることを懸念したのですが、西村先生は「吹奏楽編成にした時点でその意義は失われているので構わない」と生前に許容されました。1パート増えたことである程度の音の分散も行われており、奏者の負担が軽減されると同時に、多様な音色変化が期待できるように編曲されています。
 打楽器パートは完成後に西村先生に見ていただく予定だったのですが、それは叶いませんでした。が、生前の西村先生が私の考えに反対されたことは一度も無かったので、今回も許してくださるものと信じています。

【演奏に際して】
 オプションとしてコントラバスと打楽器3パートを含むパート1から7までのフレキシブル編成で編曲されています。
 各パートにつき最低1奏者ずついれば演奏可能なようになっていて、最少で7奏者から演奏できます。小編成・大編成の吹奏楽はもちろんのこと、クラリネット七重奏、サクソフォーン七重奏などの同属アンサンブル、木管金管混成の室内楽でも演奏可能です。金管アンサンブルで演奏することも一応は可能ですが、原曲の六重奏とは異なる声部配分・楽器割当となっていますので、金管楽器のみで演奏する場合は原曲版の使用を推奨します。
 オプションの打楽器は無くても演奏可能です。もし加える場合、第3曲「ホケット」に関しては3パートとも用いることを推奨します。3奏者を揃えることができない場合、第3曲は打楽器なしで演奏してください。
 原曲が金管楽器での演奏を想定しているため、この編曲では木管楽器に困難なタンギングが要求されています。技術的に難しい場合、適度に音を間引く、延ばしに変更する(替指トリルやビスビリャンド・トリルの併用を推奨)などで対処してください。
(中橋愛生)


演奏動画(YouTube)


バンド維新2024「秘儀Ⅵ<ヘキサグラム>よりⅠ・III・V」
【演奏】浜松聖星高等学校吹奏楽部