作曲:山田耕筰
作詩:小林愛雄
・内容:独唱ピース(ピアノ伴奏付き)
解説
「山間」
1910年作曲。留学先のベルリンで小林愛男の詩集『管絃』収録の詩に付曲された。ドイツ・ロマン派風のピアノ伴奏から、どことなく陰鬱な空気が伝わってくる。嘆きなどと同じように、ドイツ・リートを意識した1曲と言えよう。
「涙」
1912年作曲。留学中の作品ではあるが、この年は序曲ニ長調、交響曲『かちどきと平和』などの大作を手がけており、歌曲はこの1曲しか書かれていない。作曲者自身が「『涙』のハーモニーには新しい色を出しました」と書き送っているように、これまでの楽曲とは明らかに色彩感覚に変化が現れた意欲的な楽曲である。テキストは小林愛男の詩集『管絃』であるが、原詩はテニスンによるものである。
作曲:山田耕筰
作詩:小林愛雄
・内容:独唱ピース(ピアノ伴奏付き)
解説
「山間」
1910年作曲。留学先のベルリンで小林愛男の詩集『管絃』収録の詩に付曲された。
ドイツ・ロマン派風のピアノ伴奏から、どことなく陰鬱な空気が伝わってくる。
嘆きなどと同じように、ドイツ・リートを意識した1曲と言えよう。
「涙」
1912年作曲。留学中の作品ではあるが、この年は序曲ニ長調、交響曲『かちどきと平和』などの大作を手がけており、歌曲はこの1曲しか書かれていない。
作曲者自身が「『涙』のハーモニーには新しい色を出しました」と書き送っているように、これまでの楽曲とは明らかに色彩感覚に変化が現れた意欲的な楽曲である。
テキストは小林愛男の詩集『管絃』であるが、原詩はテニスンによるものである。