作曲:山田耕筰
作詩:三木露風
・内容:独唱ピース(ピアノ伴奏付き)
楽曲構成
I. 青き臥床をわれ飾る
II. 君がため織る綾錦
III. 光に顫い日に舞える
IV. たたえよ、しらべよ
解説
1920年作曲。完成された連作歌曲集としては「澄月集」についで2作目である。
山田耕筰は1918年からアメリカに渡り、カーネギー・ホールにおいて2回の演奏会を行い、歌曲集を出版する。一連の成果を得て 1919年に帰国した翌年多忙を癒すために訪れた六甲の苦楽園ホテルにおいて、一気に作曲された。三木露風による同名の原詩は八章からなっているが、山田はそのうちの 3~6章を取り上げて付曲している。ピアノパートと歌が非常に緊密にリンクしており、ピアノと声による音楽とも言えるような書法が取られている。また、起承転結による起伏の富んだ楽章構成となっており、繊細さとダイナミックさを併せ持つ、山田歌曲の中でも屈指の傑作である。
詳細な校訂報告付き。
作曲:山田耕筰
作詩:三木露風
・内容:独唱ピース(ピアノ伴奏付き)
楽曲構成
Ⅰ. 青き臥床をわれ飾る
Ⅱ. 君がため織る綾錦
Ⅲ. 光に顫い日に舞える
Ⅳ. たたえよ、しらべよ
解説
1920年作曲。完成された連作歌曲集としては「澄月集」についで2作目である。
山田耕筰は1918年からアメリカに渡り、カーネギー・ホールにおいて2回の演奏会を行い、歌曲集を出版する。
一連の成果を得て 1919年に帰国した翌年多忙を癒すために訪れた六甲の苦楽園ホテルにおいて、一気に作曲された。
三木露風による同名の原詩は八章からなっているが、山田はそのうちの 3~6章を取り上げて付曲している。
ピアノパートと歌が非常に緊密にリンクしており、ピアノと声による音楽とも言えるような書法が取られている。
また、起承転結による起伏の富んだ楽章構成となっており、繊細さとダイナミックさを併せ持つ、山田歌曲の中でも屈指の傑作である。
詳細な校訂報告付き。