作曲:山田耕筰
作詩:三木露風
・内容:独唱ピース(ピアノ伴奏付き)
解説
「野薔薇」
1917年作曲。三木露風が講師として赴任していたトラピスト修道院から送られた絵はがきに書き込まれていた詩に作曲された。ピアノによる静謐な序奏ははひんやりとした空気を運んでいるようで非常に印象的。全体的にシンプルな構成を取った佳曲。
「嘆き」
1910年作曲。創作の最初期に当たるベルリン留学の最初の年にシャルロッテンブルクで作曲された。作曲者自らこの作品を「日本初の芸術的歌曲だ」と評している。山田耕筰は留学に際し三木露風の詩集『廃園』を手に渡欧しており、「嘆き」の他に8曲の詩に付曲したほか、1913年には交響詩『暗い扉』のインスピレーションもこの詩集から得ている。1919年に大阪開成館から刊行された初の山田耕筰歌曲集「露風之巻」に収録された。
作曲:山田耕筰
作詩:三木露風
・内容:独唱ピース(ピアノ伴奏付き)
解説
「野薔薇」
1917年作曲。三木露風が講師として赴任していたトラピスト修道院から送られた絵はがきに書き込まれていた詩に作曲された。ピアノによる静謐な序奏ははひんやりとした空気を運んでいるようで非常に印象的。全体的にシンプルな構成を取った佳曲。
「嘆き」
1910年作曲。創作の最初期に当たるベルリン留学の最初の年にシャルロッテンブルクで作曲された。作曲者自らこの作品を「日本初の芸術的歌曲だ」と評している。山田耕筰は留学に際し三木露風の詩集『廃園』を手に渡欧しており、「嘆き」の他に8曲の詩に付曲したほか、1913年には交響詩『暗い扉』のインスピレーションもこの詩集から得ている。1919年に大阪開成館から刊行された初の山田耕筰歌曲集「露風之巻」に収録された。