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強撚ボレロ

強撚ボレロ

HCB-222
16,500(税込)

数量

作曲:川島素晴


・内容:スコア・パート譜一式
・演奏時間:約8分
・発売日:2021年5月17日
・グレード:5

編成


Piccolo (警笛)
Flute1,2 (警笛)

Oboe (警笛)
Bassoon (防犯アラーム)

E♭ Clarinet (警笛)
B♭ Clarinet 1,2,3,4 (警笛)
B♭ Bass Clarinet (防犯アラーム)

B♭ Soprano Saxophone (警笛)
E♭ Alto Saxophone (警笛)
B♭ Tenor Saxophone (警笛)
E♭ Baritone Saxophone (防犯アラーム)

B♭ Trumpet 1,2 (警笛)
F Horn 1,2,3,4 (警笛)
Trombone 1,2 (警笛)
Bass Trombone (警笛)
Euphonium (防犯アラーム)
Tuba (防犯アラーム)
Double Bass (防犯アラーム)

Timpani (2 Rins / Triangle / 防犯アラーム )
Percussion 1 (Suspended Cymbal / Snare Drum / Cymbal)
Percussion 2 (Tam-tam / Flexatone / Bass Drum / Suspended Cymbal / Cymbal / Wood Block)
Percussion 3 (Vibraphone / Marimba / Glockenspiel / 防犯アラーム)
 

解説


「ボレロ」はスペインの舞曲から転じて、闘牛士が着るショート丈の上着も示すようになり、今やレディースアイテムになっている。「強撚」とは撚りの強度を高めた、夏用で涼しい繊維素材のこと。つまり本来「強撚ボレロ」は衣類の名称だが、これを「凄く、撚り合わさったり、ひねったりよれたりねじれたりするボレロ」という具合に音楽的に曲解することで成立したのが本楽曲である。(2020年春以来、しばらく外出できない状況が続いた中、ようやく出られたときに近所のショッピングモールの無印良品で見かけた「強撚ボレロ」のポップを見て、これは曲のアイデアに使える!と思ったのが作曲のはじまり。)

冒頭は、原曲で唯一旋律を弾けない楽器であるコントラバスの、通常演奏しない高音域によるソロで開始される。音響的な捻れ現象を経て、ボレロのリズムが様々なクラシック楽曲との照応関係を示す。高中低の3群がそれぞれ異なるテンポでボレロのリズムを示すと、やがてポリリズミックな構造に発展。リズム構造の異化、小太鼓奏者の暴走等を経て、最後の部分では、強撚素材が「撚り合わせの回転数を上げた素材」でもあることから、(ラヴェルのそれが徐々に音量を増していくのに対し)こちらは加速を極めていく。

2020年10月14日、(一社)日本作曲家協議会主催「日本の作曲家2020 Dプロ ”現代奏造Tokyo” 吹奏楽の夕べ」にて、板倉康明指揮の現代奏造Tokyoにより府中の森芸術劇場ウィーンホールにて初演。翌年4月23日、旧東京音楽学校奏楽堂における「現代奏造Tokyo 第6回定期演奏会」にて再演された。(初演動画がYouTubeに掲出されている。)(川島素晴)
 

参考音源


日本の作曲家2020 Dプロ ”現代奏造Tokyo” 吹奏楽の夕べ
2020年10月14日(水)府中の森芸術劇場ウィーンホール ※初演
指揮:板倉康明
演奏:現代奏造Tokyo
 

作曲:川島素晴


・内容:スコア・パート譜一式
・演奏時間:約8分
・発売日:2021年5月17日
・グレード:5

編成


Piccolo (警笛)
Flute1,2 (警笛)

Oboe (警笛)
Bassoon (防犯アラーム)

E♭ Clarinet (警笛)
B♭ Clarinet 1,2,3,4 (警笛)
B♭ Bass Clarinet (防犯アラーム)

B♭ Soprano Saxophone (警笛)
E♭ Alto Saxophone (警笛)
B♭ Tenor Saxophone (警笛)
E♭ Baritone Saxophone (防犯アラーム)

B♭ Trumpet 1,2 (警笛)
F Horn 1,2,3,4 (警笛)
Trombone 1,2 (警笛)
Bass Trombone (警笛)
Euphonium (防犯アラーム)
Tuba (防犯アラーム)
Double Bass (防犯アラーム)

Timpani (2 Rins / Triangle / 防犯アラーム )
Percussion 1 (Suspended Cymbal / Snare Drum / Cymbal)
Percussion 2 (Tam-tam / Flexatone / Bass Drum / Suspended Cymbal / Cymbal / Wood Block)
Percussion 3 (Vibraphone / Marimba / Glockenspiel / 防犯アラーム)
 

解説


「ボレロ」はスペインの舞曲から転じて、闘牛士が着るショート丈の上着も示すようになり、今やレディースアイテムになっている。「強撚」とは撚りの強度を高めた、夏用で涼しい繊維素材のこと。つまり本来「強撚ボレロ」は衣類の名称だが、これを「凄く、撚り合わさったり、ひねったりよれたりねじれたりするボレロ」という具合に音楽的に曲解することで成立したのが本楽曲である。(2020年春以来、しばらく外出できない状況が続いた中、ようやく出られたときに近所のショッピングモールの無印良品で見かけた「強撚ボレロ」のポップを見て、これは曲のアイデアに使える!と思ったのが作曲のはじまり。)

冒頭は、原曲で唯一旋律を弾けない楽器であるコントラバスの、通常演奏しない高音域によるソロで開始される。音響的な捻れ現象を経て、ボレロのリズムが様々なクラシック楽曲との照応関係を示す。高中低の3群がそれぞれ異なるテンポでボレロのリズムを示すと、やがてポリリズミックな構造に発展。リズム構造の異化、小太鼓奏者の暴走等を経て、最後の部分では、強撚素材が「撚り合わせの回転数を上げた素材」でもあることから、(ラヴェルのそれが徐々に音量を増していくのに対し)こちらは加速を極めていく。

2020年10月14日、(一社)日本作曲家協議会主催「日本の作曲家2020 Dプロ ”現代奏造Tokyo” 吹奏楽の夕べ」にて、板倉康明指揮の現代奏造Tokyoにより府中の森芸術劇場ウィーンホールにて初演。翌年4月23日、旧東京音楽学校奏楽堂における「現代奏造Tokyo 第6回定期演奏会」にて再演された。(初演動画がYouTubeに掲出されている。)(川島素晴)
 

参考音源


日本の作曲家2020 Dプロ ”現代奏造Tokyo” 吹奏楽の夕べ
2020年10月14日(水)府中の森芸術劇場ウィーンホール ※初演
指揮:板倉康明
演奏:現代奏造Tokyo